今回のコロナ禍で、テレワークは驚くべき速さで普及しました。
と同時に、テレワークにおける問題、特にコミュニケーションに関する報道を
よく見かけるようになりました。
(画像は2020年6月27日 読売新聞より)
テレワークという非言語コミュニケーションを欠く状況で
お互いを理解するのは、難しいです。
弊社にも、日頃から
「相手の様子がわからず質問しづらい」
「チャットだけでは、本心がわからない」
などの相談が寄せられ、
テキストコミュニケーションだけでは解決しづらい課題があると感じます。
そんなとき、弊社では
「Cタイム」をおすすめしています。
Cタイムとは「コラボレーションタイム」の略なのですが
社内のメンバー同士が
Zoomを繋ぎっぱなしにして業務をする
というものです。
会議ではありません。
カメラはONになっていますが、マイクはミュート。
カメラ越しに、黙々と作業する同僚が映っています(無音で)。
なにか相談や確認がある時だけ
マイクをONにして聞きたい相手に話しかける、
というルールです。
つまり、オンラインで
オフィスで机を並べて仕事をしている状態
を作っています。
そうすることで、質問事項を文字にする手間を省けますし、
「今聞いて大丈夫かな」と気を揉んだりすることを防ぎます。
後回しにせず、繋がっているうちに聞いてしまおうという気持ちにもなります。
Cタイムの前後には、ちょっとした雑談タイムになることもあり
コミュニケーションの活性化に効果的です。
「毎日実施」のように強制したり、1回のCタイムが長時間すぎると
「相互監視」になりかねないので
組織の雰囲気など状況に合わせて、頻度や時間を決めるのがおすすめです。