◆お話を伺った在宅秘書さん◆
Sさん(在宅秘書歴 約4年)
フリーのイラストレーターとして活動されていたSさんは、4年前に当社クライアント企業の在宅秘書に採用され、約3年間、主にホームページのデザイン業務に従事されました。
企業側の事情で契約終了となりましたが、すぐに別の企業様のWeb担当に採用。
現在はデザイン業務以外に、Wordpressを使用したホームページ全体の管理業務にも携わっておられます。
2社目の在宅秘書としてご活躍中のSさんへ、お話を伺いました。
※画像はイメージです
現職の前に、別のクライアント企業様の在宅秘書として3年近く就業されていましたが、その間に大変スキルアップされており、業務の幅が広がっていると感じています。
もともとは違う仕事をしていたので、募集の職種に関するスキルはそれほどありませんでしたが、Wordpress、PHP、HTMLなどの勉強をしながら、実務の中で覚えていった感じです。
初級レベルの状態から、必要に迫られてどんどん調べて勉強しながら、実務で力をつけさせていただいたので、前職の社長には本当に感謝しています。
在宅秘書を希望されている方々の中には
「スキルアップしなければいけないのは分かっているけれど、何をすればいいか分からない」
「自分にできるのか自信がない」
と、感じている人がとても多いです。
Sさんの、その「常に学ぼう」と行動する原動力は何でしょうか?
率直なところを言えば、生活のためです(笑)。
ただ、他にあえて言うなら、自分にフォーカスしすぎないことではないかと思います。
求人に応募して不採用だと落ち込みますし、これが悪かったんじゃないか、ああすれば良かったんじゃないかと引きずりがちですが、落ち込んでいる暇があったら、一つでも次の行動に移す方が、自分のためでもあり、社会のため、企業のためでもあると気づいたのです。
例えば、募集企業の業務内容にWordpressを扱うものがありましたが、在宅ワークの希望者の中にWordpressの経験者はそれほど多くないと伺いました。
それを聞いて、裏を返せば「少しでもWordpressが触れれば、それだけでチャンスがある」と思いつきました。
在宅秘書で求められる内容は、さほど難易度は高くないと思います。
例えばExcelでも、表を作ることができ、画像を貼り付けられるスキルがあれば、少し学べば実務で十分使えるようになります。
相手が求めていることをしっかり聞いて、それを提供すればいいんです。
素晴らしい発想の転換ですね!
確かに、企業様のお話を伺っていると、専門性が高いこともちろん良いのですが、いろいろなことを小器用に少しずつできる人が求められていると感じます。
採用されて実務に就けば、仕事ってできるようになるものですよ(笑)。
最初はカスタマーサポート業務から始まっても、プラスαができるようになると、本当に仕事の幅は広がりますし、収入も増えるなと感じています。
これまでを振り返って、大変なことはありましたか?
孤独には強いつもりですが、社長と2人だけだったので、1対1だと、時にはしんどいこともありました。
例えば、お客様対応をする中で、同僚に相談したり、たまには愚痴を言いたい時があったとしても、1人だとそれができません。かと言って、社長には言いづらいですよね。
些細なことですが、仕事の内容というよりは、そういった人間的な部分でストレスを感じることはあったように思います。
そんな時は、御社(在宅秘書ラボ)へご相談させていただきました。
話を聞いていただくだけで、気持ちがスッキリしました。とてもありがたかったです。
在宅秘書を目指す方へ、メッセージをいただけますか?
在宅秘書はすばらしい働き方だと思います。
おかげさまで、私はいろいろな夢がかないました。
求人に応募して、採用されない時は落ち込むかもしれませんが、企業様は応募者を落ち込ませようと望んで不合格にしたわけではないですし、もっと合う企業様が未来に待っているということだと思います。
諦めなければ大丈夫ですので、切り替えてめげずに頑張ってほしいです!
インタビューを終えて
常に前向きな言葉を発する方なので、「昔からいつもポジティブなんですか?」と伺ったところ。
「いや、私、すごくネガティブなんです。
自信がないからこそ、ポジティブに考えるクセをつけるようにしているだけです」とのこと。
スキルアップなど、Sさんご自身の努力ももちろん大きいけれど、その思考こそが、Sさんにとっていい状況を引き寄せているのだなと感じました。
また、Sさんは周囲の人や環境に対して、よく感謝の気持ちを口にされるのが印象的です。
スキルももちろん大事ですが、それ以前に人との信頼関係を築く上で、こういった姿勢はとても大切なことです。
だからこそ、企業様にも信頼され、多くのお仕事を任されるのだろうと思いました。